写真が好きだ(4)

top2.jpg Bob Dylanのレコードジャケットのなかで、いちばん好きなのがこれだ。 このプリントも欲しいのだが、なかなか手に入らないので この写真を自分のオフィスに飾っている。 Dylanの歌はよく口ずさむ。撮影中や暗室のなかでも・・・ 中学時代によく歌った「風に吹かれて」 40年の後、浦和の夜空にDylanと同じ格好をしてふたりで口ずさんだ「風に吹かれて」 その日を境に、僕の写真に対する考えがガラリと変わったことだけは事実である。 いくつかのフォトネームで撮っていた広告写真は、それからバッサリとやめた。 自分の真の気持ちで撮った写真だけを大切にしようと心に決めた。 dylan.jpg
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FILM現像

生まれてはじめてフィルムの現像をしたのが小5の時だった。 お小遣いをためて、ベルト式のタンクを買った時のことをいまでも覚えている。 お酒の茶色い瓶に現像液と、定着液を貯蔵して使っていた。 暗室は階段下の物置き場だった。昼間は隙間から光線がもれるので いつも金曜日の夜に現像をして、みんながお風呂に入ったあとにそこに吊るして乾かしていた。 当時使っていたカメラは、祖父のコダックのシグネットと父のマミヤ6の2台だった。 その2台のカメラは、いまも僕の手元にあって時々お散歩カメラとして使っている。 FILM現像はベルトにフィルムがくっついていたりして、最初のころはよく失敗していた。 中学になってからリール式の現像タンクを買って、それからほぼ失敗がなくなった。 ネガの現像が終わってから、ライトボックスで確認するときが一番ドキドキした。 撮った時の時間がフィルムから伝わってくる。 その時の天気やら、鳥の鳴き声や、花の香りなどが脳裏によみがえってくる。 写真を撮る時のよろこび、フィルム現像を終えてルーペーでネガをみるよろこび、そして暗室でプリントするよろこび。 この3つのよろこびに、この年になってもまだ少年のように感動する。 やっぱりフィルムは素晴らしいよ。
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名機

ektar.jpg 最近はずっしり重みを感じるようになった。 もう若いんじゃないんだ、、、、と このカメラを持つたびに思う。 写りは最高だ。 35mm、50mm、90mm ぜんぶ揃ってる。 このカメラを携えてサンフランシスコからアイダホまで車で行った。 かれこれ30年ほど前のことで、あのときの光景がいまだに夢に出てくる。 こんな使いにくいカメラをよく持って行ったもんだよ。
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レンズ

ライカでよく使うレンズは?って暗室利用の常連さんに質問された。 いちばん最初に買ったライカにはエルマー5Cmがついて、1年近くずっとそのレンズ1本で撮影していた。 最近はKodakのektar47mmを好んで使っている。 よく使うというか、気に入っている。 このレンズをはめている時は、珍しくカラーフィルムを装填して撮ることもある。 なんとも言えない色調がたまんないですよね。 広角系は35mmのビオゴンだな。ズミルックスやズミクロンよりも好きだな〜
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Cameraの整理

六甲山頂にいよいよ暗室とスタジオをつくる決心がついた。 まだまだ、気持ちがぐらついているが 天才赤ちゃんの母親が「行くんだ〜」って号令をかけたものだから やるしか選択技がなくなってしまった。 400坪の土地に既存の建築物が残っている。 元は大手電機メーカーの研修所だったらしい。40畳近くある1階の部屋は完ぺきにスタジオ兼ギャラリーとして使える。 うまい具合に端のトイレ部分がひろい小部屋になっていて暗室として充分改装できる。 周りは国立公園内なので別荘が数軒しかない。 標高は767mと庭にプレートが設置されている。 と、いうことは屋上はまさに777mぐらいになるだろう。 とりあえず7月に住める状態にして、徐々に準備をして行こうと思う。 いまは実家を片付けるのに毎日が忙しい。 あと、どのカメラを山頂に持って行くかで整理している。 8X10と4X5がメインだな。 三ノ宮のお店は、スタッフに任せて夏は山頂で仙人暮らしになるだろう。
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天才赤ちゃん

17、8年前に原宿で知り合って、その後ずっと僕のモデル兼アシスタントをしてくれている女性がいる。 知り合ったころはまだ女子高生だった彼女も、いまや3人の母親になって この8月に第4子が産まれる。 僕が神戸に戻ってきたころ、彼女の夫が関空の配属になった。 冗談のつもりで、大阪よりも神戸に住めば?と言ったのがきっかけで神戸に住むことになって いまは家族ぐるみベタベタに付き合っている。 3人とも頭のいい子たちで、3番目の2才の女の子(ちなみに全員女の子です)が 異常なぐら漢字に興味をもっていて、私の家に来るやすぐに父親の書斎に入って ずっと本と向き合って出てこないのである。 なに読んでるの?と聞いたら「春秋」と答えた。 私にも読めない難解な書物である。 2才で一生懸命勉強している姿をみて、教えられるとこがいっぱいある。 無邪気に遊ぶ姿をみてほっとする時もあるんだが。。。。 kotomi.jpg
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自家製ジンジャエール

夕べから喉が痛くなって、今朝起きたら声が出なくなっていた。 熱をはかったら38度ちかくあった。 これはまずいですね〜〜〜 今日はツレに仕事を任せて家で寝てることにした。 ちょうど新ショウガが台所にあったので、それを摺り下ろして黒糖と水をくわえて火にかけた。 小さい頃から風邪をひくと、祖母がつくってくれた家庭の風邪薬である。 イースト菌を少し加えて、10時間近く放っておくと自然の炭酸水、ジンジャエールもできあがります。 真夏はこれを冷蔵庫に冷やして暗室でガンガン飲んでいる。 ちょっと泡盛を入れるとまた旨いんだよ。
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山岳写真

swiss.jpg 若いころ登山が趣味だったので、よく仲間と登って写真を撮っていた。 スイスの山々は景色がいいので写真も多い。 フィルムだけはいつも余分に持って行くように心がけた。 登山に使用したカメラは軽装を考えて、当時売り出したばかりのNIKON FMを持って行った。 28mm、50mmのレンズのみ。頭のなかで望遠はいらない!と判断したからである。 山の空気は澄んでいるせいか、写真はすごくクリアな感じに仕上がっている。 フィルムはKodakのPlusX 現像液はプロマイクロールX 両方ともいまや手に入らない商品となってしまった。 1977年10月撮影
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ステレオカメラ

t08.jpg ステレオカメラ。いまや3Dでパソコンなどで簡単に作成できるが 昔は専用のカメラとビューワーが必要だった。 久しぶりにカメラを取り出して、フィルム1本を撮り終えた。25カット合計50点の写真がフィルムに収められた。 そのフィルムを現像して、今度は同じサイズにプリントをしてボール紙に貼り付ける。 ステレオビューワーで見ると、まぁ・・それなりに面白い。
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和紙に乳剤を

暗室作業で楽しいのは古典的なプリント作成のときだ。 半分は遊びでやっているので、仕事の作品づくりの時とは違う楽しさがある。 ガムプリントに古代藍色の顔料をテストする。 kirika1.jpg
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